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zoom RSS リトル・チルドレン ケイト・ウィンスレット&ジェニファー・コネリー

<<   作成日時 : 2007/08/08 23:39   >>

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『リトル・チルドレン』・・・大人になりきれない大人。
そう、それはズバリ私のことです(苦笑)


とりたてて、何が不満というわけでもなく不幸でもない。
それがむしろ不幸のように思える。
何かが足りない。
私の人生に足りないものはなんなんだろう?


夫のおかげで暮らしには困っていない。
娘だって生まれたし、彼女を可愛いとも思う。
だけど、それでも常に何かが私を苛立たせる。


激しい渇望感。
私を埋めてくれる何かをずっと探し続けていたような気がする。


そして私は彼に出逢った。
彼こそが私をこの世界から連れ出してくれる人。


この不満だらけの世界から・・・
お願い私を救い出して・・・



この映画で5度目のアカデミー主演女優賞にノミネートされたというケイト・ウィンスレット。
中流家庭のごくごく普通の主婦が隠し持つ激しい内面を、正に体を張って表現していました。
主人公の行き場のない苦しみと怒りが怖いくらいに伝わってきます。
画面上は緑も多く明るくて穏やかな雰囲気のはずなのに、彼女の中に渦巻く情念というか、マグマが見えるかのような熱くドロドロした映画でした
ストーリーも全体を通してかなりヘビーな社会派です。
だけど、ただ重たいだけじゃなく温かな人の気持ちを感じることの出来る作品でもあります。


出演者全員の繊細で大胆な演技にすっかりはまってしまいました。
この役者さんたちだからこそ、ストーリーがとってもリアルに、より身近に感じられたんだと思います。
彼らの痛みすべてが本物のようでした。
観ててとにかく痛々しかった。


「今よりもっと幸せになりたい。」
あれだけ綺麗で、学歴も申し分ないし、お金も十分にあって、家庭にも恵まれている。
そんな彼女でさえも、今の自分には決して満足できない。(←彼女でダメなら、私は何度人生をやり直せばよいのやら・・・爆)
「どこかに別の世界があるはず。」
そんな子供じみたことを考え続ける主人公。


そう、これが『リトルチルドレン』
自分を取り巻く現実世界を受け入れられない。
もっと、もっとと『完璧な世界』を求めてしまう。


この映画の登場人物たちはみな心がどこか不安定。
誰かに何かに依存することで、自分の世界を築こうとしています。


サラとブラッドはお互いの不倫相手に。
ブラッドの妻は自分の母親に。
サラの夫はネットで出会った露出狂の女性に。
ラリーは子供を守る会の仕事と友達であるブラッドに。
そして犯罪者のロニーは母親に。


こうして、表ではなんとか『普通』を演じている。
だけど、誰かに自分の人生を預けて生きても、それは自分の望むものには決してなりえない。
自分の今の現実を受け入れることこそ、今の自分を認めることこそが、今から踏み出す第一歩。
それぞれの登場人物はこうして過去と決別し、新しい未来へと繋がる道を歩き出します。
ただ、犯罪者の彼のラストシーンだけは驚愕でした。


「完璧でなくてもいい、今の自分を愛せたら未来はきっと変えられる。」
これが監督がこの作品で一番伝えたかった、とてもシンプルなメッセージだと思います。


http://www.little-children.net/(日本公式サイト)


この映画は個人的にあまりにリアルで痛かったです(苦笑)
ロニーのお母さんと自分の母親が見事に重なってしまいました。
「あ〜私もこんな風に親に心配かけて生きてるんだな〜。私がこんなんじゃお母さん安心して死ねないよね〜。」
と、いい加減リトルチルドレンから卒業しなくては・・・と本気で思わずにはいられませんでした。
いや、本当に頑張ります。


水曜日はレディースディで1000円だということもあるのでしょうが、うちの田舎の映画館で珍しく満員御礼!
ちょっと遅れて行った私は席を見つけるのに苦労しました。
ということは、アレですか?!
みなさんもどこかに「リトルチルドレン」の心当たりがあるっていうことなんでしょうか?!
誰しも「自分の人生に満足してる!」と言い切ることはそうそう出来ませんよね。


でもこれからはあまり不平ばかりを言わずに、自分の今をシンプルに受け入れようと思いました。
人間の幸せ・不幸せは本当に心の持ち方一つですからね。
自分の人生に迷っているたくさんの「リトルチルドレン」に観て貰いたい映画です。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
はい・・・心当たりおおアリです。。。(苦笑)
私もそうですね〜きっと・・・
いつまでも夢見る夢子ちゃんじゃいけない・・と思いながら〜夢みてるし〜(妄想族の所以?)
色々ありますが、絶対的不幸ではないハズだけど〜
後悔も多い。あの時ああしていれば・・とか。

この作品・・観たかったなぁ〜
きっと心にズシン・・と来そうだけど。。。

>でもこれからはあまり不平ばかりを言わずに、自分の今をシンプルに受け入れようと思いました

めいほあさん↑エライよ〜
これが一番難しいのですもの。
私も見習いたいです。。。

マリー
2007/08/11 18:13
マリーさん こちらにもコメントありがとうございます♪
マリーさんにも心当たりがおありになるんですね。
私なんて大有りすぎて、もう笑うしかないと思っちゃいましたよ(苦笑)妄想なら誰にも負けない自信あるし(←それ、絶対威張るとこじゃないから^^;)
後悔も多い・・・

この作品やらないですかねぇ?!もしかしたら「傷だらけ・・・」のように、後から上映が決まったりしないかな〜と思うんですが。あるといいですね!

私は全然えらくないですよ〜。もう、堕ちるところまで落ちたから(爆)せっかく生きてるなら、自分で楽しまなきゃ損だと・・・そう前より思えるようになっただけです。それでも昔を思い出すこと多いし(苦笑)ただ、これからの未来は確かに自分で変えられるから、ボチボチ頑張ろうかな〜と思ってるだけです。そうまだ思ってるだけ^^;
めいほあ
2007/08/11 19:34

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