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zoom RSS The Queen

<<   作成日時 : 2007/05/21 02:03   >>

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みなさん似てますよね〜。
それぞれの役になりきってる感じがとっても良かったです。
映画全体を通していい緊張感があって、見応えがありました。
オープンニングタイトルの女王のアップが凄く印象的。
この映画は絵描きさんが女王の肖像画を描いてたごとく「女王に捧げられた映画」なんでしょうね。


映画のクレジットに書いてあったとおり、事実を基にしたフィクションとして大変興味深かったです。政治的駆け引きがもっと出てくるのかな〜と思ってたら、そういう部分よりも女王の気持ちをおもんばかってナンボな映画でした。
ブレア首相がものすご〜くしっかりしたいい人です。
世代間ギャップをきちんと理解したうえで、女王様と王室を救おうとするブレア首相。


そして女王様も同じくらいいい人です。
いかなる時も「私」よりも「公」を優先させ、神と国民に人生を捧げてきたエリザベス女王。
だからこそ、国民はきっと自分を、王室を理解してくれる。
ところが世間は女王様に容赦なく非情だった。


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☆バッシングの中、国民の前に現れた女王。そこにはまた王室を非難する国民の声が。


物語が進むにつれ、バッシングに遭う女王が可哀想に見えてきました。ブレア首相が女王を庇って声を荒げるシーンなんかは「良くぞ言ってくれた!」と心の中で思っちゃいました。
小さな女の子がお花を女王に手渡すシーンには、ちょっとジーンときました。女王の心が少しだけでも救われたみたいで。


この女王様のエライところは、最後にはきちんと状況を把握して、意地をはらずに国民の意思を尊重したところだと思います。
労働党の首相が最後に女王を尊敬して、敬愛するという気持ちがなんとなく理解できました。
女王としての公務を責務を、与えられた仕事として能動的にやってるところに好感が持てました。
受身じゃないんですよね、何に対しても。
イメージでいくと、日本の皇室って「受身的」なんですけど、この映画のイギリス女王様はとっても「能動的」。
「女王」という職業に就いてるって感じがしました。
そこがカッコよかった。
ラストまで女王としての威厳を決して失わず、ブレア首相とお互いを仕事人として理解しあうところなどもうまい演出だな〜と思いました。


その姿勢は一貫していて、ただの我儘さんじゃない。
威厳があって、気品がある。ブレアさんじゃないけど魅了されますね。
意に染まぬことでも、何が一番現実的に必要なことなのかをフレキシブルに判断し実行できる。
王室じゃなくて、どこかの社長さんになっても十分やっていけそうな。


イギリス王室って未知なる世界だったんで、ただのお飾りさんなのかな〜と思ってた私にはあらビックリの世界でした。
肩書きは「女王」「プリンス」「皇太后」とものすごいんですけど、その生活や仕事っぷりだけ見てると大して一般社会に生きてる人と大差はないというか。ただ、あの時期に鹿狩りに行くのだけはどうかと思いました(苦笑)
本当のところは全然知りませんが、こんな描き方をして大丈夫なのか?!とそこにかなり驚きでした。それともそこが狙いだったのかしら?!
とにかく「太陽」(←イッセー尾形主演が昭和天皇を演じたロシア映画)での日本の皇室の描き方とは全然違う。
イギリス王室があまりに身近に感じられて、反対にとても作り話っぽく感じました(苦笑)
「太陽」の方がイメージ的に、あ〜皇室ってこんな感じ〜と思わず納得しそうな雰囲気でしたね。


http://mifa.at.webry.info/200609/article_24.html ←「太陽」の感想はこちら      

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が、しかし・・・
王室のごたごただからこうも話題になるんですけど、本質的にはどこにでもありそうな格式高い一族の「お家騒動」だったわけですよね。
母親があんまりしっかりしてるんで、その息子はイマイチいけてないというか。成長できなかったというか。
その息子がどうしても結婚したいと連れてきた美しい嫁。
息子かわいさで結婚を許しはしたけれど・・・結局は名家を引っ掻き回されて、最後には疎ましく思う。
ありそうだ〜。とってもありそうな話だ。
あれだけしっかりした公の人間でも、結局は子供可愛い人の親。
息子を、もう少しちゃんと育てることが出来ていたら、あの家の大部分の悲劇は回避できたような^^;
あくまでこれはこの映画の感想です。


実はダイアナ元妃がパリで事故に遭った当日、私も偶然パリにいました。
ニュースで知ったのは翌日、タクシーで空港に行く時でしたが。
タクシーの運転手さんから教えてもらって、ものすご〜くビックリしたことを今でもよく覚えています。
そして一緒にラヂオのニュースに聞き入りました。


あと余談ですが、イギリスって日本に似てるな〜と行った時に思いました。
日本がイギリスを明治時代にお手本にしたからなのか、元々性質に近しいものを感じてイギリスを真似たからとかは謎ですが。
イギリスに行くまではドイツ人の気質が一番近いかな〜と感じてたのが、全体的な雰囲気としてはイギリスの方が近いんじゃないかと思い直しました。
割と控えめなとことか、人々の纏っている雰囲気がなんだか日本っぽい。礼儀正しく義理堅い感じなんか。あと、一見近寄りがたいとか。
これはあくまで私の主観ですけど。
ドイツ人の方が、南は特にパッと見た感じ人情に篤いイメージです。おおらかで朗らかで、温かい。でもセンシティブ。
イギリスはどうしても肩が凝る感じがするなあ・・・日本にいるのとそこまで大差を感じない。いつも背筋をきちんと伸ばしてないといけない気にさせられるのです(笑)
まあ、多分にイメージの問題かもしれませんが^^;
けど、実はイギリス(というかロンドンとその近郊)好きです。なんとなくホッとします。個人的にはパリより居心地が良かったです。自然と街に無理なく溶け込める気がしました。
やっぱり似てるからなのかな〜???

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは!
女王に敬意を表した映画でしたね。
ヘレン・ミレンは威厳と気品に溢れて素晴らしかったです。

ところで、ダイアナの事故の時にパリにいらしたんですか?
そしてめいほあさんは中国語や英語だけでなくフランス語も話されるとは・・・ビックリです。もう尊敬しちゃう!!
私なんて日本語だって怪しいわ(泣)

そう言えば、この映画でのダイアナに対する数々のセリフが気になりました。ちょっと貶めている感じを受けましたので。実際はどうなのかは分かりませんが。
由香
2007/05/21 08:33
由香さん コメント&TBありがとうございます。
ヘレン・ミレン本当に素晴らしかったと思います。

そうなんです。ダイアナさんが事故にあった当日、私もパリにいました。だからこの事件って印象深くて忘れられないんですよね。
あっ、昔はそこそこ喋れましたが、今フランス語はヤバイです(苦笑)そして日本語もご覧の通りの有様です^^;

そうそう、ダイアナさん結構辛辣に言われてましたね。嫁姑の確執って王室にもあるのかも。。。実際のところは全然分かりませんが、この映画に関しては女王様サイドから見た話だからでしょうか?!
めいほあ
2007/05/21 23:06

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