Meihua's English Diary

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<<   作成日時 : 2007/04/25 02:45   >>

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レクター博士誕生の軌跡。


第二次世界大戦末期 
ナチスドイツとソビエトの侵攻に晒されたリトアニア。
静謐な湖の岸辺で戯れる幼い兄妹。
兄の名前はハンニバル・レクター。


両親は戦闘に巻き込まれ死亡。
生き残った幼い二人は、ならず者の兵達に捉えられる。


レクター家の財産を横取りし、逃亡予定だった男たちは足止めを余儀なくされた。
食料が尽きる。
生きる為には・・・・・



8年後



レクターは夜毎あの日の悪夢にうなされ続けていた。

リトアニアを脱出し、フランスに向った。
そこで出逢った レディ・ムラサキ(コン・リー)
レクターの運命の女性。

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妹の仇を捜し求めて、レクターは闇の中を駆け抜ける。


「彼の心は、妹が死んだその時に一緒に死んだのだ。
今の彼は・・・」

インスペクターはレクターをそう分析した。


レディ・ムラサキが懇願する。



「彼らを許してあげて。」
ーもう、自分を楽にしてあげて。
ー過去に縛られて生きるのはやめにして。



「もし、お前の妹が腹をすかして飢え死にしそうだったら・・・
お前は俺を喰らうか?」




ハンニバルがムラサキに告げる。

「愛している。」


「あなただって、愛される資格があるのよ。」




レクター博士にも子供時代があったんですよね。ものすごっく当たり前のことなんですけど^^;
こうして映画で博士の過去を語られるまでは、博士はこの世に現れた瞬間から「レクター博士」って気がしてました。
ところが、子供時代は無茶苦茶愛らしいし、青年時代の彼はとびきりのハンサムさん。オドロキです。



「羊たちの沈黙」の時もそうでしたが、直に残虐シーンを見せるというよりも、婉曲的に脳内に刷り込まれるおぞましいイメージ。
リアルに想像しちゃうと、かなり気持ち悪くなります。
そのグロさの中で一際美しく輝いているのが、レクターを演じたギャスパー青年。
彼の存在が、物語の残酷さを中和してるように私は感じました。
なんか彼の端正なお顔立ちに騙されちゃうみたいな。
高貴で優雅な物腰、冷徹な笑みと顔の造りの美しさにゾクゾクきました。
禍々しいものに魅せられるというのは、きっとこういう瞬間のことを言うんだろうなあ。



どんな理由があろうと、レクター青年の罪は断じて許されるべきじゃないんですけど・・・
物語が進むにつれてレクター青年に同情を禁じえなくなりました。
レクター青年が狂気の行いに走っても、レディ・ムラサキのように彼を庇ってあげたくなります。



ありきたりと言えば、ありきたりなお話なんです(苦笑)
意外と言えばそうかもしれないけど、レクター博士が実は物凄く人間味溢れる優しい心の持ち主だったという誕生秘話。あっ、でも実はFBIの美人捜査官に頼まれた仕事なんかも、結局はやってあげちゃういい人(この表現は微妙ですが^^;)ですよね。ぴむさんのコメントに指摘されて気づきました。

インスペクターは「レクターの心は壊れた。妹が死んだ時に、レクターも一度死んだ。」って言い切ってましたが、「復讐」って実はとても人間らしい感情の表れだと思うんです。誰かを強く思っているからこそ出来るわけで。つまりレクターの場合、妹を心から愛し続けてる。
戦争が心に残す傷跡は怖い。人の運命をこれでもかってくらい狂わせます。
両親の死はある意味諦めもつくけど、たった一人残った大切な家族、その妹をとんでもなく無残に殺されたレクター君。
やり方が常軌を逸してるんで、その点だけを見ると確かに人でなしなんですが。
本当に心が壊れて、なかったとしたら「復讐」なんてこと思わなかったんじゃないかな。
一番怖いのって「反動」なんだなあと思いました。
優しい家族も、可愛い妹も、最初からすべてがなかったら、別に何も感じなかったと思うし。


それから、コン・リーも良かったと思います。いつまでたっても垢抜けはしないけど、あの存在感は凄いな〜と彼女をスクリーンで見るたびに思います。
日本人から見たら、あれれっ?という場面もあるとは思いますが、まあ映画なんで^^;そこはあまり追求しないでおきましょう。
けど、剣道の場面の太刀筋はかなりカッコよかったです。


まあ、この映画はとにかくギャスパー@レクター青年の魅力で成り立ってます。
とにかくカッコ良すぎです!
ギャスパー青年には是非「吸血鬼」を演じて欲しい!
「インタビューウイズバンバイア」以来、超久々にバンパイア好きの血が騒ぎました。
彼の抗えない魔の魅力に、すっかり虜になってしまった私です。
あ〜コン・リーが目茶羨ましい・・・

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☆このまま彼にヴァンパイア装束を着せてやって下さい

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは〜TB&コメントありがとうございました^^・
うっわぁ〜ギャスパー君の吸血鬼って絶対似合う!!!
想像しただけでドキドキする。。。彼になら噛まれてもいいや(笑)

あまりにも有名なハンニバルの誕生秘話という事で、もっと彼の心の奥にズバッと入りこんだお話を期待していましたが、ちょっと復讐色が濃くなってしまったと思いました。
でも、映画のギャスパー君が美しかったので、その魔力にハマッテ。。。ウットリと満足しました。
由香
2007/04/25 15:23
由香さんへ こちらこそコメント&RTB有難うございます。
>ギャスパー君の吸血鬼って絶対似合う!!!
ですよね〜O(≧∇≦)O 私も血を吸われてみたい。
>想像しただけでドキドキする。。。
そんなことばかりを考えながら映画を見てた、ヨコシマな私です。

>もっと彼の心の奥にズバッと入りこんだお話を期待していましたが
私もそっち系を期待していたので、気持ち残念ですが、もうギャスパー君の魔魅力でオールOKです!!
お腹いっぱい満足しました。
めいほあ
2007/04/25 16:07
やっと見てきました!
ギャスパーくん、ほんとに美しかったですね。
彼の姿に、きっちりと将来のレクター博士像が見えた気がしました。
そういえば、さっき見た「スパイダーマン3」も復讐がテーマになってましたが、ハンニバルの復讐劇はググッと大人向けでしたね。復讐心を捨てれば、ハンニバルもレディ・ムラサキと幸せに暮らせたかもしれませんが、それはレクターファンが許しませんからねー(笑)。道徳的ではなくても、彼の悲しい性ってことなんでしょう。
ぴむ
2007/05/02 16:31
ぴむさんへ
コメントありがとうございます。
ギャスパー君、美しかったでしょう〜
私もスパイダーマン3見て思いました。「ここも復讐劇ですかい!」けど、テイストがかなり違いましたね。
レクター博士って、ぴむさんに言われてやっと気づいたんですが、狂気な人のくせに世話好きっていうか、なんだかんだ言いつつ美人捜査官を助けてましたね。そうかあ、人間らしい人だったんだなあ。これでしっかり私の頭で二人がリンクしました。ありがとうございます。
meihua
2007/05/03 17:09
meihuaさん、こんばんは。
になさんのところでお見かけしています。

なるほど〜と読ませて貰いました。
両親以上に妹を愛していたんですね。兄として妹を守る!だけの気持ちでは無かったような…
両親の死をそれ程悲しみとして見せてなかったですし。それは復讐のタネにはならなかった。
クラリスを愛したことも、レクターが選ぶ数少ない女性に興味が湧きます。
20代後半のレクターも見てみたいです。

日本人として厳しく見てしまう所はありましたね(^_^;)
鎧に向かって拝むとか、先祖の誕生日を祝うとか…
剣道の時の黒足袋は気になりましたよ。
mana
2007/05/04 22:43
mamaさん こちらでは初めましてですね。コメントありがとうございます。

妹大好きなお兄ちゃんだったんですね〜。mamaさんのコメントを拝見して気づきました。そう言われてみれば、レクター君は面食い&頭食い!!(猟奇的意味じゃない方で^^;)超才媛美(少)女を愛でる性質の持ち主だったんですね〜、なるほど!!とまたmamaさんのおかげで、レクター君を一つ理解出来たような。

日本と言うよりも、別にコンリーが脚本書いたわけじゃないでしょうが、色々と中国の習慣っぽい感じがしました。

それではまた良かったら、是非遊びにいらしてくださいませ。
meihua
2007/05/05 14:54
コメントありがとうございました。
こちらからTBが飛ばないみたいです。

西洋人からは”アジア人は皆同類”なんだそうですね。バイリンガル関根真理ちゃんが言ってました(^_^;)
洋画に登場する日本人役って中国人が多いですもんねぇ。

それではまた(^o^)/~~~
mana
2007/05/05 18:24
mamaさんへ

再びコメントありがとうございます。
TBご迷惑お掛けしました。こちらからも貼らせて頂きますね。
そうそう、みんな一緒に見えるらしいですね〜。けど私もヨーロッパでフランス人とオーストリア人とか結構区別つきませんから。
ちなみに私は、中国に行ったときには韓国人と言われ、韓国ではよく現地の人に韓国語で道をきかれます^^;ってそれは単に私が韓国っぽいってだけですか(笑)
meihua
2007/05/05 18:36

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