Meihua's English Diary

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zoom RSS 王の男  カム・ウソン・イ・ジュンギ・チョン・ジニョン

<<   作成日時 : 2006/12/17 01:56   >>

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口コミで広がり、韓国で1200万人(国民の4人に1人)が観た大・大・ヒット作。
韓国のアンケート調査でも、今年作品性の高い映画堂々第一位に輝きました。

悪名高きヨンサングンの時代。庶民は悪政のかげ失業・飢えに苦しんでいた。
大道芸人のチャンスとコンギルは、朝鮮一の芸人を目指して田舎から漢陽に上った。
そこで王と王の寵姫元キーセン(芸者)の風刺劇を上演し、たちまち大人気となるが、王を侮辱したとして捕えられる。
「王を笑わせれば、王を侮辱したことにはならない。」
王を笑わせることを、王宮の重臣に約束するチャンス

その美しさで、男から目を付けられてしまうコンギル。
儚げな面立ちからは想像もつかない芸を披露し、兄貴分のチョンスとはいいコンビ。
大切な家族のように、幼馴染のコンギルを危険から守り続けてきたチャンス。
二人の間には時の王でさえも、入り込むことは出来なかった。



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イ・ジュンギ君の美貌ばかりが持てはやされていますが、作品の完成度が非常に高く、素晴らしい映画です。

これまで都会派でスマートな役が多かったカム・ウソン、当初「ミスキャスト」と言われてましたが、その言葉をばねに頑張ったとご本人。むさくるしく、全然見た目麗しくない大道芸人を力技で演じきってます。なりきってますね。ド迫力です。
イ・ジュンギ君も、モチロン良かった。
あ〜こういう人が男の人に好かれる男の人かもね〜。と思いました。儚げで、控えめで。
けど、芯はしっかりしてる。友のためなら命も捨てる、命も奪う。

チャンスの方が面倒みてる感じだけど、コンギルがいなければチャンスも生きる意味を失くしてしまう。

正にこれぞ、運命共同体って感じでした。

恋愛関係ではない、家族でもない、もっと結びつきの深い二人。
ソウルメイトですね。

この映画のヨンサングンは、幼い頃に母親を殺されて、誰も信じることのできない心の闇を抱えた、哀れな王として描かれています。
内面の怒りと悲しみを、子供のような狂気で表現したチョン・ジニョン氏お見事です。
普通だったら、ヨンサングンを恨んで「あんたのせいよ〜」って怒って終わりのはずなんですが・・・
この王様は可哀想だなあという気持ちが先に来てしまい、彼のことを思っても泣けました。

王様は大道芸人の持つ「自由」に憧れたんではないかと思います。
絶対的権力を持つけれど、誰よりも一番縛られているであろう自分。

窒息しそうな宮廷内で、やっと見つけた心を解放することの出来る場所。

王様とコンギルの関係は、恋愛というより、母親と子供って感じに見えました。
母親と無邪気に遊ぶ王様。
甘えたかったんではないでしょうか、心の底から安心して。
コンギルにそんな癒しを求めたように思います。



ラストシーン、ヨンサングンがクーデターに倒れる中、綱渡りのロープの上で空中を跳ねるチャンスとコンギル。

生まれ変わっても、王でも、貴族でもない、やはり芸人になりたい

芸人となり、また二人で生きたい


泣けました〜。

イ・ジュニク監督の次回作「ラジオスター」にも期待大です
「ラジオスター」アンソンギ主演で、2006年青龍賞(韓国映画のアカデミー賞)で主演の二人がダブルで主演男優賞を受賞。こちらも派手な宣伝活動はなしで、口コミでどんどんと集客が延びた作品。売れない歌手とそのマネージャーの話です。イ・ジュンギ君は、青龍賞では新人賞を逃してしまいました。しかし、カム・ウソンと二人で「ベストカップル賞」を受賞したそうです。
「ラジオスター」は映画祭くらいで、日本で見れないかな〜と期待してます。

http://www.kingsman.jp/ 公式サイト 

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映画「王の男」
英題:The King And The Clown 燕山君(ヨンサングン)という暴君な16世紀初頭の実在の王と、一座を逃げ出して漢陽の都にやってきた旅芸人というフィクション設定の、哀しみの愛憎物語 ...続きを見る
茸茶の想い ∞ 〜祇園精舎の鐘の声 諸行...
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12月11日は「百円玉の日」。 ...続きを見る
毎日が映画記念日
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『王の男』みましたぁ!
『王の男』&#50773;&#51032; &#45224;&#51088;(King And The Clown)...2005年作品 チョンジニョン/カムウソン/イジュンギ/カンソンヨン共演 junsanga的評価 ★★★★★(5つ!ともかく私は絶賛!) 【1】時代劇(史劇)になるので、韓国史劇をまったくご覧になったこ... ...続きを見る
韓ドラのたまり場
2006/12/28 12:50

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちわ。
そしてはじめまして。

私もこの映画、大好きです。
3人の男たちの哀しみに涙が止まりませんでした。脚本もしっかりしているし、俳優陣も芸達者揃いで完成されています。
ラストが希望にあふれている点も気に入りました。
韓国ってすごい映画を作るんだなぁ〜と改めて感心します。
マグ
2006/12/17 13:40
マグさんへ

こちらこそ初めまして。
コメントありがとうございます。

この映画ホント凄くいいですよね〜
脚本も俳優さんも撮影も音楽も、文句のつけようがないくらい隙がない。
こういう映画に出逢うと、やっぱり韓国映画って凄いなあと感心させられます。
meihua
2006/12/17 18:24
私は見る前はあまり期待していなかったのですが、よかったですね。大作映画とは言われていたけど、ありきたりな話かと思って、実はあまり見る気なかったんですけど、大道芸人が命がけで王様の前で芸をする、そんな話と知ってがぜん興味がわきました。日本人が失いつつある旺盛な批判精神と、庶民の底力を描いているのがよかったです。グエムルもそんな話だったな〜。韓国映画はいろんな意味で元気!ですね。
ぴむ
2006/12/19 20:07
ぴむさんへ

権力に屈しない庶民パワーを、この映画でまた見せられた気がします。さすが韓国です。昔から変わってないんでしょうね。軟弱に飼いならされたどこぞの国民とは違います。そういうところが映画にもよく現れていますね。なんだかんだ言って、言われても、こうして韓国映画は元気です。体制を批判できるってことは、国が健全だって証拠だと思います。
meihua
2006/12/20 01:25

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